外構工事の進め方
30・40代になると、マイホームを手に入れたいとお考えの方も多くいることでしょう。
その中には、新築の戸建て住宅を建築したい方もいるはずです。そして、そのような方には、建物着工後に外構工事の打ち合わせを始められる方も多くいらっしゃるでしょう。しかし、外構工事の打ち合わせは、建物の着工前に相談するのがよろしいでしょう。
その理由として、家を建築する際の「イメージ」の中に外構が含まれているからです。
建物を単体として、「マイホーム」とは考えてないはずです。
例えば、「防犯面を考慮して、門扉などを閉鎖的に建築したい」「近隣の住民などの視線が気になるため、部分的にでも目隠し的なものを建築したい」などの、外構を建築する理由があるはずです。そのためにも、トータルでの建築を考えた場合、着工前の相談は重要となってきます。
そして、予算の面においても、建物の着工前に外構工事の計画を立てることも重要です。
マイホームの実現とは、人生においても最大のイベントであり、実現したいマイホームというのは、「建物」だけではないはずです。家の周りや門扉、塀、駐車場、庭など敷地内の設備・環境を全て含んだものが、マイホーム計画だったはずです。ところが、外構工事をマイホーム建築のオプション的に考えて、建物重視の予算を組み、当初のイメージとはかけ離れた外構工事で我慢せざるを得ない方も多くいらっしゃいます。長い時間を過ごす事になるマイホームでありますから、建物と外構工事のマッチングをとった計画をすることが非常に大切です。
また、予算が足りない場合は、優先順位をつけて、順を追ってから施工を行うという方法もあります。 その際には、建物とのバランスを考え、問回りや駐車スペースなどを先に施工し、1年後には次の外構工事を行うという方法も取れます。
このようにして、しっかりとした外構工事の進め方を計画するのは非常に大切なのです。
マイホーム建築のお考えの方は、外構工事の進め方をしっかりと計画してから施工を行うようにしましょう。