エクステリアとは・・・?

近年、外構のことをエクステリアと言われることが多くなってきました。エクステリアというのは、元は外部・外面・外観という意味を持つ英語であり、外壁や庭園などを含めた家の外観全体のことを示す言葉として、建物や住宅のインテリアに対応する言葉として使用されています。門周り、アプローチ、駐車スペース、境界塀、土留め、フェンス、お庭、花壇、植栽などの全般をエクステリアといい、お家の外観から見た目や機能性にこだわりたいという方を中心に注目をされてきています。

エクステリアとはエクステリアの始まりは、外敵の侵入を防ぐため城の周りを囲んだ城郭です。本来は防衛の目的のための城郭は権威の象徴として変化を遂げていき、門や塀で囲った屋敷が一種のステータスとなりました。しかし、当時はエクステリアを専門に扱うお店などがあったわけではなく、家に合った門などを注文して作ってもらうために高価で、なかなか一般へ広まることがありませんでした。そして高度成長期になると、住宅の門扉やフェンスなどの需要が高まり、外構の構成材などを販売するメーカーが登場しました。そうして、一般家庭でも手が届く価格に抑えられた製品が多く販売されるようになり、現代のエクステリアブームのきっかけとなりました。

エクステリアデザインは、景観デザインも重要なポイントとなりますが、そこで生活する人が暮らしやすいデザインが求められます。安全で快適な材料や施工方法を理解した上で設計やデザインに取り組む必要があり、室内とは異なり雨風やほこりの影響を受けやすいので、時間と共に質感が変化していく経年変化を考慮してデザインするのが大切なポイントとなります。また、エクステリアには欠かせない植物も日々成長し続ける変化のあるアイテムで景観を創る大きな要素であるため、変化することを考慮しなければなりません。

エクステリアとはエクステリアは、ただ門や塀をデザインすることではなく、植物を中心に建物とのバランスを考慮した景観をデザインしていきます。住まいを外観の美しさと住みやすい空間にしてくれるのがエクステリアです。住宅内部のインテリアだけではなく、家の顔となる外観までこだわりたいとお思いの方はエクステリアを検討してみてはいかがでしょうか。

エクステリアの基礎知識

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