オープン外構とクローズ外構について

外構には大きく分けると、「オープン外構」と「クローズ外構」があります。
外構施工を依頼される際、見た目が大きく変わってくるのでどちらがいいか悩まれる方もいらっしゃるかと思います。このページでは、オープン外構とクローズ外構の特徴などについてご紹介いたします。

オープン外構

オープン外構とクローズ外構についてフェンスや門扉の代わりに樹木や花などの植栽にして、住宅で暮らしている人だけではなく近所など周りの方の目も楽しませてくれます。建物の洋風化に伴った欧米的な外構スタイルで、来客用に駐車スペースを広く確保することもできます。近年主流となった和風モダンスタイルもオープン外構人気のデザインです。

【メリット】
・エントランスが、広いスペースとしてあるのでご来客の駐車スペースの確保が可能になります。
・クローズ外構に比べ、塀を加工するスペースなどが少ないため施工の費用を抑えることができます。
・解放的で外からも不穏な動きがあれば分かりやすいため、防犯対策にもなります。

クローズ外構

オープン外構とクローズ外構について塀や門扉で住宅全体を取り囲むスタイルです。一時代の日本の洋風建設のベースとなった外構スタイルで、照明やカメラなど敷地内部に電子的工夫を凝らすのもクローズ外構に多く見られます。エクステリアメーカーからたくさんの門扉が発売されているため、スタイルにとらわれずプランに取り込めます。

【メリット】
・閉鎖的ではあるが、安易な侵入を防ぐことができます。
・塀がある事で外部から建物内部を見る事ができず、そのためプライバシーを守ることができます。

上記のオープン外構とクローズ外構の他にも、「セミクローズ外構」と呼ばれる種類もあります。
これは、オープン外構とクローズ外構の中間で、プライバシーを守るというクローズのメリットを残しつつ、門を開放的にすることでオープンのメリットを活かしているデザインになります。
このように、それぞれにメリットが色々とありますので、お住まいの環境やご予算に合わせて決めると良いでしょう。毎日の生活をもっと楽しむためにも、外構にこだわってはみませんか？